多様化するサービス
宗派を問わず
冠婚葬祭の中でも、最も難しいのが葬儀・告別式だと言われています。ある調査機関が出した数字によると、葬儀・告別式の平均的な費用は230万円と言われています。簡単には出せる金額ではありませんし、遺族に重い負担となってのしかかっています。四十九日や一周忌法要、とかく三回忌まではある程度の費用がかかってしまいます。そこで鍵を握るのが、葬儀会社選びだと言われています。葬儀会社を知っている方ならまだしも、つてを持っていない方は病院の情報に頼るしかありません。なすがままにされてしまい、あげくに高額な代金を請求されるトラブルが起きています。そうならないためには、元気なうちに終活を始めておくと良いでしょう。終活の1つとして注目されているのが、互助会制度だと言われています。毎月二〜三千円の積立てをしておくことで、各種割引きシステムを受けることが出来ます。また、定期的に開かれている見学会に参加することも可能です。近年は、家族葬や直葬を選択する方が増えています。葬儀会場がコンパクトになり、通夜を行わずに火葬場に行く方式です。これだと費用を抑えることが出来ますし、遺族の負担も少なくて済みます。祭壇や供花の種類も多いですし、故人や遺族の意向に寄り添った式を行うことが出来ます。専任の葬祭ディレクターが常駐しているので、分からないことはその場で尋ねることが出来ます。事前にプランを説明してくれるので、費用面の疑問は少ないと言われています。新しい形の葬儀・告別式が目指せます。